アーキテクツオブザイヤー2025

日本建築設計学会が主催するアーキテクツオブザイヤー2025に 『段庭の家』が入選し、大阪にあるギャラリー日本橋の家(安藤忠雄氏設計)にて入選展が開催中です。11組の建築家が様々な表現手法で 『現代の建築のかたち』を表現しています。

【アーキテクツ・オブ・ザ・イヤー2025 出展者】(順不同)
宮内智久(宮内智久建築都市研究所)
香月真大(SIA一級建築士事務所)
原田将史、谷口真依子(ニジアーキテクツ一級建築士事務所)
バンバタカユキ、野村直毅(takayuki.bamba+associates一級建築士事務所)
池田隆志、池田貴子(design it)
滝川寛明、阪田あづみ(滝川寛明建築設計事務所)
太田裕通、北村拓也(OKAAA)
永井智樹、小山明子、片岡慎策、乘本昌子(akka、片岡構造)
田中亮平(G ARCHITECTS STUDIO)
細海拓也(細海拓也一級建築士事務所)
日高恵理香(日高恵理香建築設計事務所)

■アーキテクツ・オブ・ザ・イヤー2025 現代の建築のかたち -新しい抽象性を求めて-
開催期間 / 2025年 10月25日(土)-11月8日(土)12時-18時、11月9日(日) 12時-16時
会場 / 日本橋の家 (大阪府大阪市中央区日本橋2-5-15)
観覧料 / 500円
生きた建築フェスティバル期間 10月25日、26日は無料
コミッショナー / 松本明
プロデューサー / 竹口健太郎
アドバイザー / 林 陽一郎
主宰 / 一般社団法人 日本建築設計学会
協力 / 金森秀治郎 (日本橋の家)
提出先・お問い合わせ /office1@adan.or.jp (日本建築設計学会)

表彰式

6/16に最優秀賞を受賞した東京建築賞の表彰式が明治記念館で執り行われました。

建築主と施工者も一緒に参加です。3者で共に作り上げるのが建築ですので、このような表彰はとても嬉しく思います。 賞状を貰うとより一層『最優秀賞』の実感が湧きますね。

これからも、建築主・施工者と共に良い建築を楽しく作り続けられるよう、日々精進いたします。

基礎工事中

千葉県某所の現場は基礎工事中で、写真は基礎工事の配筋(鉄筋を並べ組む作業)前の捨てコンの状態です。コンクリートに墨出し(位置を記する作業)をし、その墨を基準に配筋をします。

敷地の高い位置から見下ろすと視線の抜けがあることが分かります。

東京建築賞 住宅部門 最優秀賞受賞!

この度、東京都建築士事務所協会主催の東京建築賞にて、『段庭の家』が住宅部門の最優秀賞を受賞いたしました。協会のウェブサイトにて発表となりましたので、お知らせいたします。

https://www.taaf.or.jp/news_common/detail/1776.html

作品に自信はありながらも、なかなか評価されることが無かった『段庭の家』ですが、はじめて評価していただき最優秀賞という大変光栄な賞を頂けたことに喜びとともに安堵の気持ちでいっぱいです。

3名の審査員が現地審査に来られ、そのうちの建築家の原田真宏さんと石井秀樹さんからは終始居心地の良さを口にされていたのと仕上がりの質の高さに対して工事費が大変低く抑えられていることにとても驚かれていました。(正直、他にも良いコメントばかりだったため疑ってしまいました。笑)

今まで過去の作品でARCASIAのアジア建築賞新人賞・日本建築設計学会のArchitects of The Year・グッドデザイン賞は頂いておりますが、初めての現地審査があった今回の賞で「やっと一つ取れた」といった感想が正直なところです。

ここであわせて本音を述べさせて頂くと・・・コロナ禍以降工事費の高騰、人手不足、人件費の高騰、土地の価格の高騰などにより工事費調整・設計仕様調整に大変時間を要することになり、従来の全工程に対して1.5倍〜2倍かかる様になり、作業量は増えているにも関わらず設計料が入る間隔が広がってしまったり、計画自体を諦められてしまうお施主様も多くいたりと、各プロジェクトが全く採算が取れなくなり、大変経営が厳しい状況が続いています。

もっと割り切って作業量を減らして効率良く仕事をすれば良いのかも知れませんが、どうしてもお施主様には私たちが自信を持って良いものを提供したいという一心で設計活動をしているため採算度外視傾向になっているのが実情です。

『段庭の家』は私たちを信じてじっと待っていただいたお施主様と、多くの調整作業に付き合っていただいた施工者である山菱工務店の組み合わせによって完成させることができ、賞まで頂くことが出来たと思います。感謝申し上げます。

東京建築賞は設計者だけではなく、建築主と施工者にも表彰される賞であることに喜びを感じます。

今回の賞を頂くことで、私たちの建築に対する真摯な姿勢と建築の価値が届くべきところに届き、次のお仕事に繋がることを期待しております。

『段庭の家』は住宅ではありますが、非住宅にも適用出来るコンセプトを持っていると考えています。私たちは住宅以外の用途の設計経験も豊富にあり、大小規模に関わらず対応が可能ですので、是非ともご用命頂けますと幸いに存じます。

ついに着工しました!

長らく当ブログにて現場報告が滞っておりました。大変失礼いたしました。

千葉県の敷地の住宅が着工いたしました。敷地内に大きな高低差があり、一見するとそれが欠点と取られがちですが、私たちはその特徴を逆手に取り建築で長所へと変換するような案を考えました。

高低差は崖として扱われますが、崖の為の擁壁を単独では設けず、建物の基礎を兼ねて土を留めることを考えました。建築は敷地の低いところから高いところまで駆け上がるように、建築ボリュームが土地に部分で接するような関係となっています。高いところからは街を見下ろすことができます。

また、猫ちゃん2匹とご夫婦という家族構成から、駆け上がる建築空間全体に呼応するようにキャットウォークを設けています。

コロナ禍以降建築工事費が上がり続けており、この住宅も見積調整にかなりの時間を要しましたが、やっと折り合いがつき着工となりました。 今後現場の様子をブログにて報告ができればと思います。

新宿高校PTA会報の『同窓生シリーズ』に原田がインタビューを受け、ウェブサイトに掲載されました。

2023年12月発行の新宿高校PTA会報の『同窓生シリーズ』に原田がインタビューを受け、同記事がウェブサイトに掲載されました。

https://shinjuku-highschool-pta.org/103_harada_masafumi/

著名な先輩方に挟まれて掲載頂いております。

「段庭の家」が『住人十色』に出ました!

MBS毎日放送で毎週土曜日に放送されている『住人十色』に「段庭の家」が出ました。

お施主様へのインタビューからも暮らしを楽しんでいる様子が分かる内容となっています。

3月1日より1か月程度はTVerの見逃し配信にてご覧頂くことが可能です。

ぜひご覧ください。

TVer https://tver.jp/episodes/epybmu58g0

作品の詳細情報はニジアーキテクツの作品ページでご覧ください。

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